10/11/10 東武の中期経営計画とふじみ野地域への影響その1~TJライナー増発の方向性も
先月、東武鉄道が、中期経営計画(2010~2013)を発表していました。
「東武グループ中期経営計画 2010~2013」の策定について」(東武公式ページ:投資家情報より)
これによると、例によって東京スカイツリー関連がメインになっている印象ですが、東上線関連でもいくつかの項目が挙げられています。
ふじみ野地域でインパクトが大きいのは、「TJライナーの増発」と「東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転」だと思います。
後者については、2012年度という時期が示されており、また「東上線新運転保安システムの構築」(新ATC化)が同じく2012年度に予定されています。
前者の「TJライナーの増発」については、時期がわからないのですが、近いかもしれません。
というのは、TJライナー用の50090系電車が今年に入り1編成増備されました。また近々もう1編成が増備されるという話があります。未確認ですが、今週末あたりに甲種輸送というブログ記事もあるようです。
これは、今年度中の増発の可能性が高いように思います。
ただし、2編成だけですと、完全30分毎にした場合予備車がなくなるので、来年もう1~2編成増備して、2012年度の東横線直通対策として、そのときに30分毎のダイヤにする可能性もあると思います。
30分毎の時間帯を限定するか、もしくは40分毎といったパターンを導入するなら、近いうちの増発もありうることになります。
TJライナーの増発は、おそらくダイヤ改正をしないと難しいと思うので、その観点からも考えてみます。
前回のダイヤ改正が08/6でしたが、東上線のダイヤ改正サイクルは、だいたい3~4年であることを考えると、次のダイヤ改正が東横線との相互直通運転にあわせた2012年度でもおかしくないということになります。
しかし、東横線との直通は、順調に言ってもたぶん2012年度の終わり(すなわち2013年3月頃)になると思われ、
そうなると、ダイヤ改正は間に1つ、すなわち2010年度中(2011年3月まで)にあってもおかしくないように思います。東横線との直通も、工事の遅れでもあれば、2013年度になるかもしれません。
いずれにしても、近い将来東上線はまた大きく変わるわけで、楽しみです。
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