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2021/02/14 遠方中波局の昼間受信その2

13日深夜、東北で大きな地震が発生しました。

大きな被害も出たようですが、余震等によりこれ以上被害が広がらないことを祈っています。

我が家では、富士見市役所よりは揺れが小さい傾向で、ふじみ野市や三芳町の震度と同じくらいなのですが、体感では震度4に近い震度3かな、と思っていたところ、その通りという状況でした。

 

さて、昼間の中波局受信ですが、12日に続いて、翌日13日、14日にもチャレンジしました。

しかし、13日は、遠距離の中波局は全く受信できず、16時過ぎぐらいから少しずつ入感という感じでした。

14日は、午前中はなかなかキャッチできなかったのですが、12時~12:15頃、東海ラジオ放送が長いフェージングを伴いながら時々入感しているのが確認できました。その後全く聞こえなくなるものの、12:30くらいにも再び入感しました。

そして、昼食による中断を挟み、13:53頃再び東海ラジオ放送の入感を確認。

この時間は、少し強く入感していましたが、仙台や大阪の局は確認できませんでした。

そして、14時くらいから再び東海ラジオは無入感になり、14:18頃再び一時入感するものの、弱い状態でした。この時、ダイヤルを回すとラジオ大阪の競馬中継が入感していました。しかし、仙台の東北放送は入感していませんでした。

1428時点では、ラジオ大阪のみ入感で東海ラジオは聞こえなくなっていました。

そして1457頃、東海ラジオの入感を確認しました。

その後、東海ラジオ放送は長い周期のフェージングを伴いつつ入感することが増えてゆき、16時前後からは徐々に強く入感する時間が多くなり、1630分あたりからはかなり強くなりました。

そして、16:35頃ダイヤルを回すと、ラジオ大阪の入感を確認するとともに、ニッポン放送との間で2局の入感を確認。福岡と札幌と思われます。その後はどちらかの入感が継続していたようですが、局名は未確認です。

14日は、16:30過ぎあたりからD層の弱体化が顕著になったようです。

結果として、12日はD層がかなり弱い、13日は強い(通常通り?)、14日は12日よりは強いが13日ほどではない、ということが推定できると思います。

 

電離層の状況は、様々な要因に左右されるのだと思います。

大きな地震前に電離層が影響を受けるという話もありますが、さすがにこれだけでは証拠になりません。ただ、日によってこれだけ状況が異なるのは意外でした。

参考

宇宙天気予報センター

(世界標準時であることに留意)

太陽黒点

 

太陽風

地磁気擾乱

 

当地での2/14の日の出は6:30、日の入りは17:22ということで、日も長くなってきました。

地上はまだ冬ですが、電離層ではすでに春になってきており、今後D層も強くなっていくと思います。また、黒点も徐々に増えていくと思われます。

今後は、昼に遠距離の中波局をとらえるのは難しくなっていくのかもしれません。

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