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15/5/24 有楽町線、副都心線、東急線の遅れは東上線だけが悪いものではない

個々人の思いには様々なものはあると思いますが、東上線の遅れでいつも他線に迷惑をかけているという話をネット上でもよく目にします。

私は東上線だけが悪いという話には疑問を持っており、真実はどうなのか、ということで5/11から2週間(平日10日間)、ふじみ野発7:13発の新木場行き電車に乗車してふじみ野駅から有楽町線にかけての遅れの状況を記録してみました。(1日だけ一部区間で1本後の通勤急行に乗り、和光市で乗り換えましたが、状況はほぼ同じと思うのでお許しください。

結果は以下の通りです。

・東上線区間(ふじみ野発→朝霞発まで)  10日間全て平常運転
 和光市到着は、ほぼ毎日直前で停車があり、1分程度遅延
・地下鉄区間(和光市発→小竹向原到着まで)平常6日
・小竹向原で見た西武線からの直通電車   平常2日、あとは全て2分以上遅れ
(小竹向原発7:47発東急線方面直通)
・地下鉄区間(小竹向原→飯田橋まで)   平常1日(うち3分以上の遅延6日)

・全体を通じては、1分遅れ2日、2分遅れ1日、3分遅れ2日、4分遅れ3日、10分以上の遅れ2日

10分以上の遅れの2回のうち、1回は地下鉄和光市駅での急病人の救護のため、もう1回は東上線からの直通電車の遅れ(4分)と有楽町線内の混雑による遅れが重なったため、が主たる原因のようです。
後者については、東上線内の遅れは全体で5分にとどまっており、地下鉄内の原因が大きいようです。
詳しい状況は後述しますが、東急線や東京地下鉄の公式ツイッターやメールでは「東上線内の遅延」のみを理由としていて、とても残念に思います。

観察して思ったのは、西武線からの直通の一部が経常的に遅れていることと、和光市での地下鉄線の出庫または折り返しが遅延ぎみであることでした。なんとなくですが、和光市の地下鉄線は信号システムに改善の余地がありそうです。
それでも、小竹向原までは概ね平常運転と言えそうな状況ですので、東京メトロでは大きな問題とは認識されていないように思えます。

しかし、西武からの電車が経常的に遅れ気味という理由はよくわかりません。私の観察した副都心線への直通電車が8両編成ですので、それが原因の1つかもしれませんが、とりたてて大混雑というようにも見えないので、他に理由があるように思います。
小竹向原より先の遅れは、西武からの遅れの影響が大きいのは事実のようです。

東上線は何もなければ極めてダイヤ通りだという状況ですが、和光市より北寄りなので当然かもしれません。

それから、地下鉄線はよく遅れていますが、無策というものではなく、現場はかなり危機感と言いますか、緊張感を持って臨機応変に対応していることがよくわかりました。

東上線内の遅れが後続電車で発生した時、私の乗車した電車は時間調整が断続的に発生し、平和台の時点で5分遅れになりましたが、小竹向原では本来後続になるはずの西武線からの直通電車を先行させて、全体的な遅れが2~3分程度となるまで回復させていました。
しかし、千川からは駅直前での停車が断続的に発生し、2本前以上の電車が遅れを拡大させているということが推測される状況で、他にも遅れが波及していったようです。

その時、私の乗車した電車の車掌氏は「地下鉄線内の混雑のため、遅れが発生」として謝罪する放送を2回入れていましたので、ほぼ間違いないと思います。
それでも遅れの原因を「東上線の遅れ」と公式メールで広報しており、本社サイドで他社のせいにしたがる体質のようなものが見えるのは残念です。

また私が遅れの原因と疑っていた地下鉄線の全扉の再開扉については、遅れの原因とはなっていないようでした。

まとめですが、今回の2週間の観察で、東上線がどうかというよりも、地下鉄線に関して公平に見ることができたのが大きな成果だったと思います。

東京地下鉄はどの路線も遅れが多くて正直好感度も信頼感もかなり低かったのですが、現場の車掌氏のアナウンスや小竹向原での臨機応変の対応を見て、少なくとも使命感をもって職務に従事している現場の方がたくさんいらっしゃることを感じ、少し信頼感が高まりました。

人のことは言えませんが、電車の遅れでイライラしがちの人は、一度細かく観察して記録をとってみるといいかもしれません。

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