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09/9/27その3 苗間神明神社前の未整備道路

竹内さんのブログにあった話題ですが、本件については、勝瀬原の発展の懸案でもあることから、注目してきています。

この道路、都市計画道路上沢・勝瀬通り線の一部にあたりますが、苗間神明神社付近の整備をふじみ野市(合併前は、大井町)に要望してほしいということが、富士見市議会の市政一般質問で、これまで複数の議員により、とりあげられてきています。

大井町の時代には、大井町に要望する、ふじみ野市になってからも、ふじみ野市に要望していく、という答弁が続いていますが、平成20年第4回議会における梶兼三議員の質問に対して、『ふじみ野市からは上沢―勝瀬通線の一方通行区間を優先して整備すべき都市計画道路と認識していると伺っております。』という答弁があり、多少は検討が進んでいる感じも受けます。
しかし、答弁に対する発言の中で、梶議員は、『なかなか首長のほうの許可が出ないのだろうなというふうに思っておりますが、』と述べていて、ふじみ野市長がGOサインを出さない中での閉塞感を感じておられるように思います。

一方、ふじみ野市では、平成18年の施政方針において、整備について前向きな話があり、事務方も前向きでしたが、早くも1年後には出来ない言い訳をはじめ、さらに半年後には、財政難で整備できないと後退していきました。

現在、ふじみ野市長は、ふじみ野市の借金が少ないことを、自らの実績の1つとされているように見えるのですが、上沢・勝瀬通り線のような地域住民が要望する重要な道路整備を先送りにすることで、財政を良く見せているようにも思え、大変残念に思っています。必要な道路は、起債してでも整備すべきのように思います。

借金が少ないということは、素人では財政が優良のようにも捉えてしまうと思うのですが、現実は、起債すら出来ない財政難ということなのでしょうか。

いずれにしましても、現状を変えないと、前に進まないように見えています。

参考:私が上記の考えに至ったふじみ野市議会の議事録の記述
平成18年度3月議会でのふじみ野市長による施政方針より
『またさらに長期財政計画も考慮に入れ、こうした事業のほかに兼ねて懸案となっておりました大井神明神社(後ほど「旧大井の苗間神明神社」と訂正あり)前の上沢・勝瀬通り線、そしてふじみ野駅前より直線で桜通りに結ぶ道路、旧給食センターの側道でありますが、その道路、そして東台や緑ケ丘、亀居地区のまちづくりの整備事業化の調査、そして上福岡駅東口駅前整備、また駒林地区区画整理事業など、便利で快適かつ安全でパワフルなまちづくりのための実現に向けての調査に入らせていただきます。これらの調査につきましては、今後各種事業計画の中で反映させてまいりたいと存じております。』(該当部分のみそのまま抜粋)

前向きな話でした。

同じ議会での小坂部議員の質問に対しての事務方の答弁
『砂川堀第2雨水幹線から大井区域の苗間神明神社までの都市計画道路整備の考え方ということでございますけれども、この地区につきましては昭和61年に土地区画整理事業の都市計画決定を見ておりますが、整備手法等の課題がありまして現在に至っております。このため、平成17年度にまちづくり基本構想を策定しまして整備手法の再精査等を行っております。この中でもご質問ありました区間の都市計画道路の早期整備の必要性は十分に認識しておりますので、今後策定される新市総合振興計画に整備を位置づけるとともに、市としての都市計画道路の整備計画を早急に策定し、実現に向けて検討してまいりたいと思っております。』(該当部分のみそのまま抜粋)

事務方も前向きでした。

1年後の平成19年3月議会における小坂部議員の質問に対する事務方の答弁
『都市計画道路上沢・勝瀬通線、その後の進捗はについてのご質問でございますけれども、この区間の都市計画道路の早期設備の必要性につきましては、十分に認識しておるところでございまして、市としての都市計画道路の整備計画を早急に策定し、実現に向けて検討してまいりたいと思っておりますとの答弁をいたしておりますが、それはそのとおりでございます。当該道路の整備計画の策定に当たりましては、当地区が置かれている状況等を加味しながら、より実効性のある整備手法を検討する必要があるものと考えておるところでございます。昨今の厳しい財政状況の中ではありますが、計画的に行政を進める中で、整備をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。』(該当部分のみそのまま抜粋)

できない言い訳を始めた印象です。

その半年後、平成19年9月の神木議員の質問に対する事務方の答弁
『上沢・勝瀬通線につきましては、昭和61年1月10日に都市計画決定されました道路でございまして、幅員16メーター、延長1,730メーターの都市計画道路でございます。当路線の整備状況は、富士見市勝瀬原土地区画整理事業で460メートルを整備し、当市が96メーターを整備しまして、現在合計556メーターが整備済みでございます。この路線は、駒林土地区画整理事業地内の都市計画道勝瀬・駒林線と連結すると、県道東大久保・ふじみ野線からふじみ野駅東口周辺地区を通過し、県道ふじみ野・朝霞線まで抜ける路線でございます。苗間神明神社わきの135メートルの未整備区間につきましては、ふじみ野駅開設、駅周辺の富士見市及びふじみ野市の組合方式による土地区画整理事業地内の宅地化が進んだこと等により、通過車両が年々増加しております。地域住民からの整備要望があるとおり、市といたしましてもその整備の必要性につきましては十二分に認識しているところでございます。しかし、神明神社周辺につきましては、大井・苗間土地区画整理事業の都市計画決定がされておりまして、土地区画整理事業で同路線を整備する方針で従来から検討を重ねてきてまいりました。駅開設後に急速にこの地区の市街化が形成されまして、地区一帯を土地区画整理事業で整備することが困難な現在状況になってまいってきております。そのため昨年度に実施いたしましたまちづくり事業調査の中でも、地区全体を一体的に整備するのではなく、整備できる公共施設から順次整備していくことと方針が出てまいりました。まちづくり事業調査の方針を受け、担当課といたしましては未整備区間の135メートルにつきまして、どのような整備方法で、またどのような国庫補助金が活用できるかを現在埼玉県と協議を重ねてきております。しかし、事業実施に際しましても、近年の市の財政が非常に厳しいことから、事業を実施した場合の国庫補助金の裏負担等のお金の確保ができない状況となっておりまして、今後の整備につきましては、財政的に可能な状況になりましたら、早期に整備してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。』(該当部分のみそのまま抜粋)

長い答弁ですが、要するに、金がないから整備できないということですが、借金が少ない財政のはずなのに、どうして?という疑問は残ります。

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09/9/27その2 苗間神明神社付近を散策

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昨日、自転車で区画整理地を自転車で散策したのですが、今回はちょっと足を伸ばして、リズム付近→苗間神明神社に行ってみました。

都市計画図の詳細版で確認をしているわけではないので、正確なところはわかりませんが、苗間神明神社のあたりは、上沢勝瀬通り線の道路予定地が、駐車場になっているようで、神社側への影響は、大きくないように見えました。

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さて、苗間神明神社ですが、越して来て10年以上になるにもかかわらず、境内に足を運んだことがありませんでした。
まずは、レンガ造りの「燈明台」が目に入ってきました。明治時代に作られ奉納されたものだそうです。
明治時代の雰囲気とともに、当時の人たちの思いも伝わってくるようです。

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境内の北側には、御神木のけやきがありました。
推定樹齢400年の大きな木です。
境内の掲示によれば、近年県道ふじみ野朝霞線の交通量が増大し、排ガスの影響などが心配されているものの、境内の杉等の植栽などから影響はみられないとのことです。
また、日照などの条件もよく、育成環境はきわめて良好といえる、とされています。

神社の関係者や地域住民が、長年にわたってこのけやきを大切にしてきたことがよくわかります。
上沢・勝瀬通り線の整備が行われた場合、道路からは少し離れていますので、大丈夫のようにも思えましたが、けやきへの影響もないとはいえず、整備にあたっては、けやきの育成環境への影響をよく検討して、必要であれば対策をとって欲しいものだと思います。

ただ、幅員16mということで、車道と歩道の間にも植林することも可能と思われますし、対策は十分に可能と思いますので、もし御神木を守るために、上沢・勝瀬通り線の整備を進めないという話があるとすれば、それは整備をしないための口実のようにも思えます。

なお、けやきのすぐ北側を、都市計画道路勝瀬苗間通り2号線が通る予定になっているようで、上沢勝瀬通り線の整備よりも影響が大きくなるようにも思えます。
勝瀬苗間通り2号線の整備にあたっては、けやきの育成環境を守るためのより一層の環境対策が必要になると思います。

090926s001
(旧大井町都市計画地図より・・・道路計画位置は「ずれ」がありますので、目安としてみてください)

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